プッシュをしていつもと違和感を感じた事ありませんか？
もしかしたら原因は、トラックかもしれません。
トラックは、普段あまりメンテナンスする事がないのでブッシュやピボットが消耗している事に気がつかない場合が多いです。
トラックのメンテナンスが必要か確認する方法
スケートボードを蹴ってみて、曲がって進むならメンテナンスが必要です。
スケートボードが曲がって進む原因
- ピボットが削れている
- ブッシュが割れている
ピボットが削れていたり、ブッシュが割れていると、トラックの軸が歪んでいる状態なので、スケートボードが真っ直ぐ進みません。
ピボットとブッシュの状態があまりにも悪いとトリックをするときにスタンスまで歪んでしまうので、たまに確認してみてください。
トラックを交換する前にブッシュとピボットをチェック
まだ使えるトラックなのに乗り心地が悪いからといって交換するのは、勿体無いので、まずブッシュやピボットを確認してみてください。
乗り心地がガラリと変わる場合があります。
トラック解体方法
専用のレンチ
があれば簡単にトラックを解体する事ができるので、パーツを交換してみましょう！レンチがなければ、モンキーやペンチでも解体できます。
キングピンナットを外す
トラックのベースとシャフトをつなぐキングピンのナットを外します。
ブランド品のレンチは、値段が高いだけなので、性能が同じBartramのレンチがリーズナブルでオススメです。
ブッシュとピボットを確認する
ブッシュが割れてヒビが入っていたり、ピボットが削れていたら交換しましょう。ピボットがめり込んで取りにくい場合は、ペンチで挟むと取れます。
新品のピボットと比べるとどれだけ消耗しているか分かります。自分でもよくここまで使ったもんだと思いました、、
ピボットの役割
ピボットは、トリックをした時の衝撃をやわらげるクッションの役割をしています。ピボットが削れるとクッション性がなくなるのでトリックをして着地した衝撃がダイレクトにデッキに伝わります。そうなるとデッキへのダメージが大きくなるのでデッキが折れやすくなります。
ブッシュとピボットを交換して完了
必要ならブッシュとピボットを新品に交換して元に戻します。
意外と見落としがちなピボットですが、乗り心地を左右する大事なパーツです。
ボードの乗り心地が悪いなと思ったらピボットが削れている場合が多いです。
ひどく削れている場合は、トラックを解体しなくても分かるくらいピボットがはみ出しているので確認してみて下さい。
ブッシュの硬さを選んだ方がいい理由
ブッシュの硬さを好みのものにしましょう。
ボードに乗った時の硬さの調節はキングピンナットの締め付け具合で出来ますが、ブッシュの硬さで調整する方がオススメです。
キングピンナットが外れて危険
乗り心地が柔らかい方が好きな方は、ナットをゆるめ過ぎると滑っている時に徐々に振動でナットがユルんではずれる場合があります。
いきなりナットがはずれて転倒すると受け身がとれなくてとても危険です。
キングピンが削れやすくなる
キングピンナットを締め過ぎるとグラインドなどのトリックでキングピンの先端が削れやすくなります。
ナットからはみ出たキングピンの先端がグラインドで直にダメージを受けると、いきなりキングピンがポキンと折れる危険があります。
ブッシュはBonesがオススメ
ノーマルブッシュを使っていて、すぐにひび割れしてしまう場合は、ワンランク上のブランド品のブッシュを使った方がいいです。
ノーマルブッシュよりも値段は高いですが、丈夫で割れにくいので、長い目でみたら経済的です。
特にBonesのハードコアブッシュは、使っていてとても良かったのでオススメします。
Bonesハードコアブッシュの特徴
- 耐久性がいいので長持ちする
- トラックのレスポンスがいい
- 硬さは、ソフト、ミディアム、ハードの３種類
- ワッシャー付き
ノーマルのブッシュより値段が高めですが、長持ちするのでランニングコスト的にはボーンズの方が安くすみますね。
トラックのパーツは定期的に交換しよう
トラックのピボットは特に消耗が激しいので気が付いた時に確認してみてください。つい忘れがちですが、消耗したブッシュやピボットを交換するだけで乗り心地が復活します。
