スケートボードのウィールの選び方を紹介します。サイズや硬さなども細かく選ぶことができる反面、これからスケートボードを始める方は、どれにするか迷うと思います。サイズや硬さを選ぶ際の基準をまとめてみたので、参考にしてみてください。
ウィールの種類
ウィールの種類は、大きく分けて2つあります。ソフトウィールとハードウィールです。2種類のウィールの特徴をまとめてみました。
ハードウィール
ハードウィールは、トリックをする専用ウィールです。わかりやすくいえば、スケーターが普段使っているウィールです。
ソフトウィール
ソフトウィールは、走る専用ウィールです。クルーザーウィールとも呼ばれています。ハードウィールよりやわらかいので、グリップ力が高いです。そのため、トリックをするには不向きなウィールです。スムーズに走ることができて、音も非常に静かなので、プッシュ専用に使われています。移動するだけに使っているスケーターも最近増えてます。
ウィールの硬さ
ウィールの硬さも選ぶポイントになりますので、説明します。硬さは、95〜101Aまであります。○○AというAは、硬さを表す単位のことです。数字が大きくなるほど、硬いウィールになります。硬いウィールほど動きがダイレクトに伝わるのでトリックがやりやすいです。
硬さの選び方
路面が悪い場所で硬いウィールを使うと、ウィールが衝撃を吸収しきれないので滑りにくくプッシュしづらいです。逆に路面が良い場所で、やわらかいウィールを使うとプッシュの力をロスしていることになります。なのでスケートボードをする場所によって最適な硬さを選ぶのがポイントです。スケートボードをする場所別に最適な硬さの一覧をまとめたので参考にしてみてください。
場所 | 硬さ |
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路面がいいアスファルト | 97〜99A |
路面が悪いアスファルト | 95〜97A |
スケートパーク | 101A |
いろんな場所でスケートする | 99A |
ウィールのサイズ
ウィールのサイズ選びは、重要です。自分にあったサイズを見つけてください。サイズは、50〜57mmが一般的に使われています。
ウィールサイズ | 特徴 |
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サイズが小さい |
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サイズが大きい |
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一番使われているのが、51〜54mmmくらいのウィールだと思います。これから始める方は、重さとトリックのやりやすさを考慮すると52〜54mmくらいで選ぶといいでしょう。
ウィールは、使用しているうちに削れて小さくなるので半年に1回くらいの頻度での交換したほうがいいです。あまり小さくなりすぎてから交換するとうウィールの大きさのギャップに慣れずにすごく違和感を感じます。
ウィールの交換の目安
ウィールは消耗品です。使っていると摩耗して削れるので交換する必要があります。
交換する目安は、ウィールの接地幅と外径です。
接地幅が広くなると摩擦面積が大きくなるので、プッシュをしても進みづらくなります。
外径が小さくなってくると、スピードが出しづらくなります。下の画像は、新品と消耗した53mmのウィールです。ウィールは徐々に削れていくので気づきにくいですが、半年くらいで交換するのがベストです。
まとめ
始めてウィールを選ぶ時は平均的なスペックを選んでみてはいかがでしょうか?消耗品なので、交換するたびにいろいろなサイズや硬さを試してみるといいです。平均的なスペックのまとめ表を参考にして選んでみてください。
はじめて使うウィールの推奨スペック
サイズ | 52〜54mm |
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硬さ | 98〜99A |